誰でも受けられるの?歯の移植に向いている人・向かない人

「抜歯って言われたけど、本当に他の方法はないのかな?」
「歯の移植って、全員にできる治療なの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?💭
最近では“自分の歯を活かす”選択肢として注目されている「歯の移植(自家歯牙移植)」ですが、どんな方にもできるとは限らないのが正直なところです。
でも安心してください!
適応条件を知っておけば、可能性があるかどうかを早めに知ることができます✨
✅歯の移植に向いているのはこんな方!
歯の移植が可能かどうかは、「歯の状態」と「全身の健康状態」のバランスで決まります。
◎向いているとされる条件の一例はこちら:
- 抜歯予定の歯があり、健康な歯(移植用歯)が他の場所に残っている
- その健康な歯が、親知らずや噛み合わせに関与していない歯である
- 年齢がおおむね10代後半〜40代くらいまで(歯根膜が活発な時期)
- 骨の量が十分で、移植先にしっかり固定できるスペースがある
- 持病がない、もしくは治癒力を妨げない範囲の健康状態
- 歯の根の形が複雑すぎない(CTで事前に確認できます)
歯の状態や骨の厚みは、CTやレントゲンなどで精密にチェックできます。
一見難しいと思われるケースでも、しっかりと診断を受ければ「可能性あり」と判断されることもあるんです😊
⚠こんなケースでは難しいことも…
一方で、以下のようなケースでは、歯の移植が難しい場合があります。
- 移植できる健康な歯が存在しない
- 骨の量や厚みが著しく少ない(受け入れ先にスペースがない)
- 全身的な持病(糖尿病や骨粗しょう症など)が進行している
- 治癒能力の低下、喫煙習慣がある
- 歯根が著しく湾曲していたり、異常形態がある
ですが、これらも一概に「絶対できない」とは限りません。
専門の診査・診断によって、安全性を第一に判断されます。
🩺「できる・できない」はプロの診断でわかる!
歯の移植は、成功率の高い治療法(5年後の生存率 約80〜90%)として注目されていますが、成功には条件があります。
だからこそ、
「どうせ無理だろう」と思う前に、まずは診断を受けてみることが大切です!
蔵前ミモザ歯科では、必要に応じてCT撮影を行い、
歯根膜の保存状態、骨の厚み、根の形など、多角的に診断しています。
患者様お一人おひとりに合った治療法を、一緒に考えていきます😊
📌今日からできること!
- 「抜歯」と言われたら、移植という治療法があることを思い出す
- 「移植に使える歯」が自分にあるか、相談してみる
- 早めの診断・検査で、治療の選択肢を広げておく
「歯を失う=終わり」ではありません。
未来の笑顔と健康のために、“使える歯”を活かす選択肢を持っておきましょう💡
蔵前駅から徒歩5分。「もしかして私も移植できる?」と思ったら、
ぜひお気軽に蔵前ミモザ歯科までご相談くださいね😊
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- 歯の移植
