神経を残したい方必見!MTA覆髄ってどんな治療?

「神経を抜くしかないですね」と言われたら、不安になりますよね。
でも、最近ではできるだけ神経を残す治療法が注目されています。
そのひとつが 「MTA覆髄(ふくずい)」 という方法です。
「MTA覆髄ってどんな治療?」
「普通の治療と何が違うの?」
今回は、MTA覆髄の詳しい内容と、一般的な治療との違いもお伝えします!
📌 MTA覆髄ってどんな治療?
通常、むし歯が神経に近い場合、神経を抜く「根管治療」が行われます。
しかし、MTA覆髄は、神経を保護しながら治療を進める方法です。
治療の流れ
- むし歯を削る(ただし、神経はできるだけ残す)
- MTAセメントを神経に直接覆う(これが「覆髄」!)
- 神経を保護するバリアを作り、むし歯の進行を防ぐ
この方法により、神経を抜かずに治療できる可能性が高まります。
🧪 MTA覆髄に使う「MTAセメント」とは?
MTA覆髄では、「MTAセメント」 という特殊な材料を使用します。
このMTAセメントには、神経を守るための3つの強みがあります。
✅ 生体親和性が高い → 神経や周囲の組織になじみやすい
✅ 封鎖性が高い → 細菌の侵入を防ぎ、再発リスクを抑える
✅ 抗菌作用がある → むし歯の悪化を防ぐ
MTAセメントの力で神経を守ることができるため、神経を抜かずに治療できる可能性が高まります。
🔍 MTA覆髄と一般的な治療の違い
比較項目 | MTA覆髄 | 根管治療 |
---|---|---|
目的 | 神経をできるだけ残す治療 | 神経を取り除く治療 |
歯の寿命 | 神経が残るため、歯の寿命を長くできる可能性がある | 神経を抜くため、歯がもろくなりやすい |
治療回数 | 1~2回程度で完了することが多い | 3回以上の通院が必要になることも |
MTA覆髄は、「神経を守りながら治療する」ことが最大のポイントです。
👍 こんな人におすすめ!MTA覆髄が向いているケース
適用の可能性が高いケース
- むし歯が深くても、神経がまだ生きている
- むし歯治療中に神経が少し露出しただけ
- 炎症がそこまで広がっていない
- 比較的若い方(神経が回復する力が強い)
適用が難しいケース
- 強い痛みが続いている(神経が死んでいる可能性大)
- 炎症や感染が神経全体に広がっている
- 過去に何度もむし歯を繰り返している歯
※最終的には歯科医院での専門的な診断が必要です。
🗨 神経を守るために、まずは相談!
「神経を抜くしかない」と言われたとき、
本当にそれが最善なのかを確認することが大切です。
✅ MTA覆髄なら、神経を残せる可能性がある
✅ 普通の根管治療と比べて、歯の寿命を長くできることも
✅ ただし、適応には診断が必要。自己判断せず歯科医に相談を!
📍 蔵前駅徒歩4分の 蔵前ミモザ歯科 では、MTA覆髄にも対応しています。
「神経を抜くしかないの?」と悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
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