定期検診の重要性
台東区蔵前の歯医者
蔵前ミモザ歯科の院長 正島です
みなさんは歯科医院での定期検診を一定の間隔で受診されていますか?
歯医者に行くのは、痛みや腫れなど、何か困った時だけ
と言う方は多いのではないでしょうか?
「なんとなく歯医者の定期検診は行った方がいいと知っているんだけど、、、時々しみたり噛んだ時違和感はあるけどそこまで困ってないしなあ、、、」
と、このような感想を持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし!!歯医者への定期検診は人生100年時代となった昨今では必須と言って良いほど大切なものなのです
定期検診が大切な理由は
①歯周病は生活習慣病であり、痛みなく知らずに進行!!歯を失う原因の第一位!!
みなさんもご存知の歯周病は単に歯茎が腫れる病気ではなく、中に埋まっている根の周囲の骨が溶けてやがて歯が抜け落ちてしまう病気です
歯周病が怖いのは、その原因菌の特徴(嫌気性菌)ゆえに表面上の変化が少なく、また歯肉や骨は痛みを感じる神経が少ない、と言う点です
つまり「歯周病は、見た目も痛みも問題ないように見えて、知らず知らず進行してしまう」病気なのです
ですから、きちんと歯周病の状態を把握するにはどうしても専門家による客観的な評価、つまり歯医者さんでの定期検診が必要なのです
②5年以上前に虫歯治療した部位は劣化、知らずに再発している可能性大!!
みなさんは今まで虫歯治療をされたことがありますか?
一度でも治療したことがある方は是非定期検診を受けてください!
虫歯治療した歯(歯科修復物)の使用年数を調べた調査によると、調査時期や修復物による違いはありますが、約5〜10年で再治療となる方が半分以上いる、と言われています
こちらの患者さんは定期検診を希望されての受診でしたが、このような処置済みの歯の劣化は通常本人は気づいていないことが多いです(特に奥歯は見えないところなので要注意!!)
過去の修復物を除去してみると、はっきりとわかる虫歯を認めました
しかし定期検診で早期対応すればこの様な処置を比較的簡単に行うことができ、基本的には再び長期的に使用することが可能です
③虫歯、歯周病がなくても噛み合わせなどの問題でトラブル歯やアゴに痛みが出るかも?
今まで虫歯も歯周病も困ったことがない方であっても定期検診は必要です
中でも食事の時以外に歯を噛んでいたり、歯ぎしり・食いしばりを指摘されたことがある方は特に要注意です
近年では歯の健康や予防に対する意識の高まり、医療技術の進歩により多くの方が高齢になっても多くの歯が残っています
そのような方でも噛み合わせによる歯のすり減りでしみたり、顎の筋肉や関節に負担がきてしまう方もいらっしゃいます
そのような方は比較的若い段階で噛み合わせの問題の兆候が出始めていることが多いです
長期的な健康を見越した噛み合わせ治療や歯ぎしりへの早期対応も歯の寿命にとって重要です
このように定期検診を受診する理由、そのメリットは多くあります
みなさんもぜひお気軽に定期検診で当院にいらしてください!!
みなさんの歯を一生涯守っていくことを当院では本気で目指し、一人ひとりに誠実に対応して行きます